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菊田彩紀さん:グリーンヒルズ・デンタルクリニック

現在の歯科医院で働くまで

手に職を持つ事を望み専門学校を希望しました。
それが歯科衛生士学校だったのは以前から医療には興味があり、医療の現場で人を守りたい、助けたい、という気持ちがあったからです。
入学した宮城高等歯科衛生士学院は3年制の歯科衛生士教育を日本で1番早く導入した学校です。摂食嚥下障害のケアに力を入れており、臨床実習も多く行いました。当時は患者さんとお話しするだけでも緊張したのを覚えています。
たまたま登米市に住むこととなり、たまたまMTMをしているグリーンヒルズ・デンタルクリニックに勤めました。
今になってみると、本当に偶然が重なって素晴らしいシステムの中で働けていると思います。

患者さんとのコミュニケーションで心がけていること

経時的にデータを取り続けてOHISやカリオグラムでリスク評価しています。
その経過を伝え、指導します。その際のコミュニケーションは大切です。
正しい情報を伝え続けることと、その人に合わせた接し方を心掛けています。特に小児と成人で、言葉遣いや口調の強さを変えています。
患者教育には耳からだけではなく目にも訴えるよう、デンタルフラッシュを良く使用しています。

スキルアップのために心がけていること

歯科衛生士間での意見交換や、考え方があっているかよく相談しています。また自分の担当患者を定期的に違う歯科衛生士がチェックして確認する手順があります。他にはセミナー参加も積極的に行い、昨年はスウェーデン、マルメ大学で1週間勉強させて頂きました。とても良い経験でした。

おすすめの歯ブラシ

それぞれの患者さんによって処方する歯ブラシは違うのですが、ルシェロのピセラやテペのスプリームはよくお勧めします。
他には補助用具を必ず使ってもらうため、患者さんに合うものを一緒に探して練習していきます。

器具の手入れ方法

使用器具に関して1番は衛生面に気をつけています。クリーンスタッフが徹底して滅菌を行ってくれるため安心して器具を使えます。自己管理として特に気をつけている器具は、キュレットです。
切れないキュレットは上手な歯科衛生士でも使えないと聞きますので、しっかり切れるもので、太さもそろえるようにしています。

これからの自分について

この仕事にゴールは無いと思います。
そのため自分に厳しく徹底して業務にあたりたいです。
今後担当患者さんのメインテナンス結果が少しずつ出てくるので何が足りないかフィードバックを行い、独りよがりにならないように成長し続けたいです。