歯の健康を通して体の健康を守れる口腔のスペシャリストになりたい

患者への「診療情報」の媒体(クラウドサービスなど)や説明とその患者理解

当院ではインフォームドコンセントをしっかり行っています。初診時に規格性のレントゲン全額撮影、規格性の口腔内写真(13枚法)、口腔内診査を必ず行いデータ取りをしています。患者さんと一緒にパソコンを見ながら今の状態をお話させていただいでいます。
後日、むし歯になるリスクがどのくらいあるか分かる唾液の検査の実施・カリオグラム・位相差顕微鏡で口腔内の細菌の活動性をみます。
歯周病のリスク検査には、未来(歯周病になりやすいかを1~5段階で評価)・現在(今の病状を1~100の数字で評価)・過去(初診時からどのように変化したか)にわたって視覚的に知る事ができるOHISの実施をして評価するものです。
そして歯周ポケットの検査、磨き残しを見る為に歯を赤く染め出しをしてどれくらい汚れが残っているか実際に見ていただいています。その後、磨き残しが目立った部分を中心にブラッシングの指導をしています。
患者さんには、1つ1つの検査がどのようなものであるか、丁寧に分かりやすく説明するように心がけています。その結果、患者さん自身の口腔内がどのような状態にあるのか理解していただいており、患者さんの予防歯科への意識が高くなるように思います。
唾液検査、歯周病リスク検査結果を健康ファイルに入れ、患者さんに合ったリーフレットと一緒にお渡しし、私なりに工夫しながら、説明させていただいております。具体的には、ただ説明をするだけではなく、写真やイラストを使って視覚からもご自身の口腔内の様子をイメージしやすいように、配慮しながらお話をしています。その健康ファイルはホームケアの参考になるようお持ち帰りいただいています。

クラウドサービスを利用して診療情報を患者さんと共有することに対しての患者さんの反応、スタッフの労力、その効果などについて

当院がクラウドサービスを導入した目的が3つあります。
1つ目は、患者さんご自身のデータをご本人に還元することです。(患者さんと当院で同じデータを共有する事によって医院の質の向上と、患者さん自身の意識の向上が期待できます。)
2つ目は、ペーパーレスにつながり、スマートフォンやパソコン上で、いつでも自分の歯の様子を確認できることです。
3つ目は、患者さんのホームケアの質の向上に役立てていただけるようになります。それがご自身の口腔内への興味へとつながり、磨き残しを減らし、予防歯科への意識を高めることになります。
クラウドサービスには、このようなメリットがありますが、毎日クラウドサービスのデータを見てくださる患者さんが少ないのが現状です。今後の課題としては、患者さんがクラウドサービスのデータをうまく利用してくださるかが検討課題です。様々な方法を試しながら、歯科衛生士同士で試行錯誤している最中です。

患者さんとのコミュニケーションで心がけていること

笑顔で患者さんに接すること、患者さんの要望をお聞きすることを心がけています。
さらには、歯の話だけではなく、『患者さん自身のお話』『ご家族のお話』『趣味のお話』など、患者さんのお話に耳を傾け、何気ない会話を大切にしています。そうすることによって、会話の引き出しが増え、患者さんとの信頼関係も築けていけるように思います。

メインテナンスで心がけていること

前回から今回のメインテナンスの間に変わりがなかったか、気になる所がなかったかを、患者さんにお聞きしています。また、体調の変化や服用している薬の種類も変わりがないか確認いたします。
その後、患者さんに合った道具やクリーニングに使用するペーストの種類の選択をします。
年齢・歯の数・歯並びの状態、歯周病・むし歯のリスクに応じて、その方のリクスとなる部位を患者さんと一緒に確認しながらクリーニングをしていきます。
メインテナンスに来ていただいてもホームケアが出来ていないと効果が発揮されないため、私はブラッシングに時間をかけて指導させていただいています。磨き残しの推移を見て変化があるか、前回出来ていなかったが今回良くなっていた点、次回まで頑張っていただく事など、ポイントでお伝えして復習し、次回までの課題を一緒に考えます。メインテナンスの患者さんには毎回使用している歯ブラシを持参していただいています。

むし歯になったら治療に行く場所ではなく、むし歯にならないように予防をし、患者さんの口腔内を専門的な観点から、サポートしていくのが歯科医院本来の役割

子どものころの歯科体験

私自身が小学2年生の時、前歯がむし歯になったことがあります。そのむし歯が大きかったようで歯の神経を取ってしまう治療を受けました。麻酔や薬の味、歯を削る音が不快で、歯をきちんと磨く大切さを実感しました。それからは、むし歯になる事もなく予防歯科につとめています。

歯科衛生士になった理由

私の祖父母は共に入れ歯でした。特に食事の際は食べづらそうで、好きな物を思うように食べられない姿を見てきました。そんな祖父母の食事を楽しめていない姿をみてきた私は、歯の健康を守れる口腔のスペシャリストになりたいと思うようになりました。また、入れ歯であっても食事を楽しめる方法はないのか?と考えるようになりました。
一見、歯の健康と体の健康は無関係のように思いますが、実は歯の健康を保つ事が、自身の健康に繋がるため、歯のケアをすることはとても大切です。
人間にとって食事は生きていく上で必要不可欠です。多くの方が、美味しい食事を一生食べていけるように、さらには、食事を楽しんでもらえるように、サポートしていきたいと思い、歯科衛生士を目指しました。

出身校での学び

歯科衛生士を目指す、同じ志を持った仲間と共に切磋琢磨しながら、私自身も成長する事が出来ました。
何より、同じ目標を持った仲間がいる環境で学べた事が、大きな刺激となり、最後まで諦めず、やり抜く力を身につけられたと思います。学生時代に学んだことは、社会人になっても生かされていると思います。

現在所属の医院を選んだ理由

院長の診療理念と診療方針にとても感銘いたしました。生涯患者さんがご自身の歯で食べられるようMTM(メディカルトリートメントモデル)に基づいた診療を行っているところに魅力を感じました。また、むし歯や歯周病を予防し、治療しても再発させないことを第一に考える当院の方針に共感いたしました。
私は、歯科医院について、むし歯になったら治療に行く場所ではなく、むし歯にならないように予防をし、患者さんの口腔内を専門的な観点からサポートしていくのが歯科医院本来の役割ではないかと感じています。
江間歯科医院は私の思いと一致しており、山梨県一の予防歯科医院になれるよう、私自身も一緒に成長していきたいと思っています。

歯科衛生士として成長したと思う時

歯科衛生士としてまだ10年目です。そのため、まだまだ知識・力量・経験ともに不足がありますが、成長できたかな?と思うときは、患者さんからお褒めのお言葉をいただいたときです。
また、江間歯科医院に来院された患者さんで、予防歯科に興味を示さなかった方が、江間歯科に来ていただいた事によって、予防歯科に興味を示してくれた時に嬉しく思い、私自身の成長を感じます。
そしてむし歯・歯周病の予防法が個別にある事を知った上で、患者さんの口腔内が良くなっていった時に、歯科のケアのお手伝いができたなと、さらなる成長を感じます。
ご自身の口腔内が良くなった事で、ご家族にも紹介してくださる方もおり、やり甲斐を感じています。これからも、より良い予防歯科を提供出来るように成長していきたいと思っています。

歯科衛生士の仕事をしていて良かったこと

何より、メインテナンス後の患者さんの笑顔が見られた時です。
患者さんから『歯がツルツルして気持ちがいい。』『ありがとう。』と言ってもらえた時は、やり甲斐を感じ、もっと喜んでいただきたいと意欲もでます。
そして、『メインテナンスのおかげで歯を健康に保つことができ、何でも好きなものが美味しく食べられることがうれしい。』と言って感謝してくださる方もいます。その際は、患者さんの健康のお手伝いと笑顔のお手伝いができているんだなと実感し、嬉しく思います。

歯科衛生士の魅力

歯の健康を保つということは、患者さんの健康に繋がり、食事を美味しく楽しめることにも繋がります。食べることは生きていく上で必要不可欠です。お口の健康を保てるようサポートする歯科衛生士は、とても魅力的だと思います。
実体験では、患者さんの口腔内の状態がどんどん良くなっていき、患者さん自身も喜んでくださると、私も嬉しく思い、やり甲斐と魅力を実感しています。患者さんの口腔内がより健康になり、患者さんの笑顔を身近で感じられることも歯科衛生士の魅力の一つではないかと思います。
食事を美味しく食べられることは重要なことです。患者さんに喜んでもらえるように、さらには、患者さんの健康を保てるようにサポートできる歯科衛生士は、とても素敵で魅力ある仕事です。

3年後の自分は

今も同じように江間歯科医院でメインテナンス歯科衛生士として患者さんに寄り添っていられたらと思っております。3年後は今の自分より、力量も知識もレベルアップしているように、初心を忘れず常に最新医療技術と知識を習得して充実した歯科衛生士ライフを送っていられるよう努力して参ります。

歯科衛生士を生涯続けますか

はい!一生続けていきたい仕事です。こんなにやりがいがある仕事は私には他にありません。その為には自分自身の健康管理を徹底し常に、新しい情報を患者さんに提供できるよう日々学んでいきたいと思います。

 

予防歯科を通して、1人でも多くの方がいつまでも、お口の健康を保ち、患者さんと一緒にKEEP28を目指せる歯科医院にしていくこと、またその力になれる歯科衛生士になることが目標です。

当院の診療の特徴と私の役割

生涯を健康なお口で過ごしていただく為にむし歯・歯周病などを予防し、治療してもその後、再発させないことを第一に考え日々診療を行っています。完全個室での診察、小さいお子様がいて通院出来ないお母様・お父様の為に保育士資格を持ったスタッフがメインテナンス中や治療中にお子様をお預かりする“ママサポート”という託児も無料で行っています。そのため、安心して通っていただけると思います。実際にママサポートを利用している方からは、ご好評をいただいでおり、利用する方も増えています。
私は、治療を1年間経験し、その後成人メインテナンスを担当してから9年になります。生涯自分の歯で過ごす為には、患者さん自身の口腔内への意識を高めていくことが大切になってきます。
そのためには、患者さんの負担にならない程度に、新しい情報を常に発信していき、患者さんにもホームケアを頑張っていただけるように努めていくことが大切だと思っています。モチベーションを上げられるよう新しい情報を常に発信をして、飽きさせないよう努力しています。また、患者さんのご家族にも予防歯科に興味を持っていただけるよう、メインテナンスの大切さもお話しています。
私は、むし歯治療で歯科医院に通院するのではく、むし歯にならないようにメインテナンスをしていくことのメリットを実感していただくことが重要だと思っています。歯科医院は怖い場所ではなく、安心して通院できる場所という認識をもってもらえるよう努めていくことも私の役割だと思っています。

スキルアップのために心がけていること

当院は書庫室がありたくさんの本やDVDがあります。日々の診療の中で、わからない事や、疑問に思ったことは、そのままにせず本で調べたり、DVDをみたりして学んでいます。
また自分で解決できないことは、歯科医師にも質問しながら、助言をいただいています。
加えて、自分の不得意な分野や力量不足だと感じる分野においては、セミナーに参加させていただき、スキルアップできるよう常に上を目指しております。

今後の目標

私には今後の目標が2つあります。
1つ目は、予防歯科・メインテナンスの重要性の啓蒙活動を行い、江間歯科医院のメインテナンス患者さんを、今より増やしていくことです。メインテナンスを通して、予防歯科の大切さを伝えていきたいです。
2つ目は、KEEP28を患者さんと共に目指していけるような、歯科医院にしていくことです。
そのためには、予防歯科の大切さを幼少期から伝えていくことが重要だと思っています。
幸いなことに当院は、このKEEP28を達成するための設備は整っています。
乳幼児(0歳から12歳まで)を対象とした、“キッズエマデンタル”という子ども専門の小児歯科医院があるからです。子どもの時から、歯のメインテナンスや正しい歯の知識の教育を受けることと、家族と一緒に乳幼児から始める予防歯科はKEEP28の目標に近づけると思います。
KEE28の目標達成には、キッズエマデンタルと連携を密にとり、当院の強みにかえていけるよう、努めていきたいです。
そして、当院が行っている、乳幼児時期からの予防歯科の取り組みが高齢者の健康寿命にも繋がってくるのではないかと感じています。
予防歯科を通して、1人でも多くの方がいつまでも、お口の健康を保ち、患者さんと一緒にKEEP28を目指せる歯科医院にしていくこと、またその力になれる歯科衛生士になることが目標です。

これからの歯科衛生士の働き

歯科衛生士は、国家資格を持つ医療専門職です。現在の歯科医療は治療から予防歯科が主体となってきています。そのため、歯科医師の診療補助だけではなく、むし歯・歯周病の予防をする予防処置や保健指導といったことを歯科衛生士が担う機会が、ますます増えてくると思います。歯科医師の診療補助として治療を行うことができても、予防歯科という観点から患者さんに、知識を提供できる歯科衛生士は少ないと思います。
予防歯科が重要視される昨今、メインテナンスを行える歯科衛生士がもっと必要になってくるのでは?と感じています。
歯科医師の診療補助や治療はもちろん、予防処置や保健指導といったことを含め、オールマイティーにこなせるような働き方が歯科衛生士にも、大切になってくると思います。
そして、これからの日本は超高齢化社会になっていくことが予想されます。赤ちゃんの頃から口腔内を健康に保ち、年齢を重ねても健康でいられるように、予防歯科を積極的に勧めていけるような働き方も必要になってくると思います。
生涯、お口から食事を美味しくいただくためには、口腔内を健康に保ち、自分の歯を残すことが重要です。口腔内を健康に保つということは、歯周病や糖尿病、認知症を防ぐことに繋がります。お口の健康が全身の健康とも繋がっているため、歯科衛生士の働き方は幅広いものとなると思います。

好きなケアグッズ

オーラルケアさん
フロアフロス、オトナタフト(SS)、タフト24、プラウト(S)
ウエルテックさん
ConCoolジェルコートF、コンクールF
ライオンさん
Check-Up gel ミント味、rootcare

使用しているキュレット

  • Goldmanシリーズ
  • ヒューフレディ

道具の手入れ方法

当院には“クリーンスタッフ”と呼ばれる、器具の消毒・滅菌を行う専任のスタッフがいます。
コントラやタービン、バー、ポイントの消毒・滅菌はもちろんのこと、患者さんごとの消毒・滅菌も徹底して行っています。
ディスポーザブルができる物はその都度、交換しています。また、自分が使用するキュレットは使用する度に研磨をし、いつでも使用できるように準備をしています。

行ってよかったセミナー

  • オーラルフィジシャン チームミーティング
  • ブリギッタ・ニーストレン先生の『PMTCクリニカルコース』(2012年参加・2019年参加予定)

愛読書・雑誌(歯科関係)

  • 歯科衛生士のためのペリオデンタルメディシン
    編著:沼部幸博先生、和泉雄一先生
  • シェリー・バーンズのペリオ急行へようこそ!
    著:Sherry Burns,R.D.H.,M.S先生
    校閲:熊谷崇先生
  • 『マイナス1歳からはじめるむし歯予防』
    著:仲井雪絵先生
  • 糖尿病がイヤなら歯を磨きなさい
    糖尿病専門家 西田亙先生
  • 歯を守れ!予防歯科に命を懸けた男~日吉歯科診療所・熊谷崇の挑戦~
    著:竹田晋也
  • タフトクラブ

修了セミナー・所属スタディーグループ

  • 日吉歯科診療所『歯科衛生士見学セミナー2泊3日』2010年参加
  • ブリギッタ・ニーストレン先生『PMTCクリニカルコース』
  • 医院ホスピタリティを向上するリーダー育成セミナー
  • 糖尿病療養指導士研修会
  • 口腔ケア研修セミナー
  • CARISOLV PERISOLV