東京海上日動火災保険株式会社様の取り組み
将来の医療福祉マーケットを見据え保険会社として何ができるかを考える会
去る2020年8月27日に東京海上日動火災保険株式会社(千代田区三番町)においてアップルデンタルセンターの畑慎太郎先生(西東京市開業)がインターンシップ生に対して予防歯科・歯科医療の重要性についてオンラインで講演をおこないました。
講演の内容は、
- 日本の国民皆保険制度が抱える歯科医療の課題
- コロナ禍における歯科医院の衛生管理について
- 生涯一本の歯も失わないKEEP28という新しい価値
- KEEP28を達成するための歯科医院の賢い利用方法
- 歯科メインテナンスの重要性
について話をされ、インターンシップ生、東京海上の社員の方々はユーモアに富んだわかりやすい畑先生の講演に聞き入っていました。
講演後の質疑応答ではインターンシップ生から活発に意見が寄せられ、コロナ禍で3密を避けて行われたオンラインセミナーでしたが、その内容たるや非常に濃密な1時間でした。
最後に畑先生は、
「口腔の健康が全身の健康に影響を与えることがわかってきています。現在、各企業の方々がオーラルケアの価値に気づき、予防歯科に興味を持たれて日吉歯科診療所の熊谷崇先生(山形県酒田市)をはじめとした日本全国の予防型歯科医院とアライアンスを組んで、歯科の予防メインテナンスに福利厚生として助成金を出す取り組みを行っています。こういった取り組みで歯科医院と企業がお互いに価値を高めあっていけたらと思います。
ですから、東京海上に入って保険に携わる仕事をするのであれば、ただ保険商品を売ることを仕事とするのではなく、保険を通じて豊かな人生を過ごしてもらえるよう、どうすれば生活者が新しい価値・新しい形を見出してくれるのかと考えながら仕事をして欲しいと思います。」
と締めくくった。
インターンシップ生に対してオンライン講演を行う
畑慎太郎先生
東京海上の方々と最後に記念撮影