子どものころの歯科体験
保育園に通っていた頃、私の歯はサホライドで真っ黒でした。
歯科医院でむし歯だからといって、物心つく前に塗布されたそうです。
それから、幸いカリエスになることはなく歯科医院を受診する機会はなかったので、歯科医院の記憶はありませんが、アルバムを見て自分の真っ黒な歯に目が行きます。
0歳からのむし歯予防の大切さを身をもって感じた体験です。
歯科衛生士になった理由
手に職をつけたくて、歯科衛生士を選んだのがきっかけでした。
専門学校へ通うまでは、歯科医院を受診することがなかったのでイメージはあまりわかなかったですが、今となっては、歯科衛生士になって良かったと思います。
患者さんへの「診療情報」の媒体や説明とその患者理解
診療情報として、口腔内規格写真、X線写真(全顎法)、OHIS、サリバテストの結果を媒体として、普段見えない所などをパソコンの画面に映し患者さんに伝えています。
情報を見える化することで、患者さんの理解も深まり、自分の口腔内に対し意識するようになります。特にカリエスリスクに対してはカリオグラムが重宝します。
視覚的変化で患者さんにも分かりやすく、モチベーションを上げやすいので、小児から成人まで使用します。
歯科衛生士として成長したと思うとき
患者さんのセルフケアが上達し、デンタルIQが高くなった時、一緒に成長したなと思います。
現在の医院を選んだ理由
地元での評判が良かったという事で興味を持ち、予防を主体としていることが選んだ決め手となりました。産休・育休もあり、女性として長く勤めることができる環境が整っていることも魅力的で志願しました。
出身校での学び
歯科についての知識を学ぶことはもちろんですが、接遇はもちろん、後輩はどうあるべきか、先輩になったらこういう気遣いが大切だなど、歯科衛生士として社会人として、女性としてのあり方を学びました。
確かに、歯科の知識は大事ですが、それ以上に大人として沢山の常識を学び、感謝しています。
患者さんとのコミュニケーションで心がけていること
患者さんの気持ちに共感することです。
特に初診の患者さんは、初めての医院で緊張していますし、患者さんの気持ちをくみ取ることが大事です。患者さん一人ひとりに合わせ、共感することと、専門家としての意見をバランスをとりながらコミュニケーションを心がけています。
3年後の自分は
日々精進し、患者さんに、こうなりたいと思ってもらえる口腔内を維持してニコニコ笑顔で仕事をしていたいです。
歯科衛生士を生涯続けますか
可能な限り続けたいです。