患者さんへの「診療情報」の媒体や説明とその患者理解

当院では初診時に口腔内写真、レントゲン撮影、歯周検査、唾液検査を受けて頂いています。 患者さんが理解して頂きやすいよう歯周病検査データ OHIS も出し、患者さんに治療計画書と共 にお渡ししています。
治療の必要性を視覚・聴覚から情報提供することにより、しっかり同意を得ることが重要と考えております。穴の空いた所を埋めるだけの歯科医療では生涯の健康を守ることはできないからです。
患者さんのデータを蓄積していくことで、各々リスクが異なる事で治療を始める介入時期も変わってくるということが歯科衛生士歴10年にして実感しています。 そして今メインテナンスに通っていただいている患者さん各位も「黒くなっている、詰め物に隙間ができてきているが、モニタリングとご自分のリスクに合ったメインテナンスをすることによって今すぐ、治療をしない」という私たちの提案の意味を理解していただいていると感じています。
きちんとしたデータを持つことで、今現在の健康だけではなく、10年、20年先を見据えて治療計画を立て健康を守れると思っています。

歯科衛生士として成長したと思うとき

私たちが必要な情報を患者さんに提供でき、治療に対する考え方やメインテナンスの必要性を理解していただいた時です。また、まだまだ至らない点もありますが、できなかったことができるように改善出来たり、多くの知識を学び、その情報を伝達し実践して頂くことが実現できたとき大きな喜びを感じております。伝える相手によって伝え方も様々です。この仕事をしていると歯科衛生士としてだけでなく、作法やコミュニケーション能力、人を見る力を養えるので、人としての成長もできると思うことがしばしばあります。

歯科衛生士になった理由

幼少期に持病があり、よく医療機関にお世話になっていたせいか、自然と医療関係の仕事に興味をもちました。どんな人生を歩んでも、一生続けられる仕事ということ。そして、母親の友人が歯科衛生士で小さいころから当たり前にクリーニングに通っていましたから、歯科衛生士が身近なものだったというのも理由のひとつかもしれません。

子どものころの歯科体験

歯科衛生士になった理由にも書きましたが、幼少期からクリーニングを続けていましたので、歯科医院は身近な存在でした。それでもむし歯は1本ありました。(担当の歯科衛生士さん不真面目な患者でごめんなさい。)小学校2年生の時、自転車で転倒して前歯を破折しました。女の子なのに顔面傷だらけ(笑)前歯は神経をとり被せています。その前歯も審美的に状態がよくなかったため、本院にて数年後の再治療を余儀なくされ矯正歯科治療(ワイヤー矯正とマウスピース矯正)からの抜本的な治療を経験できました。審美性だけではなく将来の歯の予知性を考えた矯正歯科治療を自分自身が体験することで、将来歯を残すための機能的な矯正の必要性と数年先を見据えた治療計画の必要性を実感しています。

現在の医院を選んだ理由

私が太陽歯科衛生士専門学校在学中の実習先が古市歯科医院でした。高校、専門学校時代、2軒の歯科医院でアルバイトをしていました。しかし、歯科衛生士が予防のために仕事をしている医院は古市歯科医院が初めてで、「こんな 歯医者があるのか!」と、とても刺激的でした。古市歯科医院では歯科衛生士さんたちが、クリーニングと共に予防についての情報を提供する、そして歯だけでなく全身の健康を守っていたのです。せっかく歯科衛生士の資格を取っても、それを生かせない働き方をするのは嫌だと初めて感じました。また立地も都内の都心部ということもあり、地元では経験できない方々とのふれあいの中で自分を成長させることのできる環境ではないかと思えたことが選択のひとつでした。

歯科衛生士を生涯続けますか

環境が許す限り絶対に続けます。

推薦セミナー

年に数回はいろいろなセミナーに参加しています。
そんな中でも、1番思い出深いのは2014年に参加したスウェーデンのマルメ研修です。
院長に誘われ参加しましたが、マルメ大学教授ダン・エリクソン先生にカリオロジー(むし歯)について、スウェーデンの予防歯科事情について学びました。
歯科衛生士としての仕事の向き合い方が、帰国後大きく変わりました。
機会があればまた行きたいと思っていますし、本当におすすめの研修でした。