患者への「診療情報」の媒体やその患者理解

当院では初診来院時に啓発DVDを閲覧して頂き、大まかな治療の流れ、しくみ等を紹介した後、その流れに基づいた診療(メディカルトリートメントモデル:MTM)を行っています。その中で、初期治療時の説明には、OHIS、歯周組織検査、サリバテスト、カリオグラム、デンタル写真、口腔内写真、レーダーチャート等の各種検査結果を、デンタルフラッシュを用いて説明します。特に、デンタル写真とデンタルフラッシュを照らし合わせての説明は、自分の口腔内の状況を客観的に捉えることができるので、関心をもって理解していただくのに効果的です。

歯科衛生士として成長したと思うとき

担当患者さんに、「自分の子どもにも歯科衛生士になってほしくて勧めているのよ。」「歯科衛生士の仕事はとても楽しそうですね。」と言っていただく時に、歯科衛生士としてのやりがいを感じ、成長できているのかなと感じています。

メインテナンスで心がけていること

メインテナンスでは、患者さんと長いお付き合いになります。体調や生活環境の変化などで、口腔内の状態が良い時もあれば悪い時もあります。患者さんの背景を理解しながら、医療人として適切に接することができるように、患者さんとの距離感を大事にするようにしています。

スキルアップのためにこころがけている事

当医院では、月2回、毎回3時間のスタッフミーティングが行われます。DHの個人発表、歯科医師によるプレゼン、外部講師によるセミナーなど、様々な予定が実施されます。まず、年明け早々に昨年末での担当患者の来院状況、残存指数、喪失歯牙本数、喪失部位などのデータを担当DHごとに集計し、発表を行います。同時に喪失歯牙の原因分析も行います。次に、診療室のすべての業務内容の手順書を各自3項目ほど担当し、最新版に修正し発表します。その後、DHごとにテーマを決めての症例を作成し、3回ほど発表と修正を繰り返したのち、11月の症例発表会にてプレゼンを行います。そのほかに、歯周病学会でのポスター発表や、突然の院長よりのプレゼン依頼、執筆依頼があったりします。
特別にスキルアップに心がけているというよりも、与えられたデーマに対して一生懸命取り組むことが、自ずとスキルアップにつながると思っています。

今後の目標

成人予防部で成人患者を担当するようになって18年が経ちました。担当患者数も1000人を超え、少しずつ年齢に伴う口腔内の変化もわかるようになってきました。アクセルソンや日吉歯科のデータと同様に、川原歯科でも、メインテナンスの結果多くの歯が残るようになってきました。これからも今のスタンスで仕事をし、生涯自分の歯を守ることができるように、8028を多くの人が達成できる未来に向けて、スキルを積んでいきたいと思っています。

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