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年頭所感【2019】

あすなろ・デンタルケア 金谷 宏樹先生

新年、明けましておめでとうございます。
皆様におかれましては健やかに新年をお迎えのこととお慶び申し上げます。

私事ですが、昨年はチームミーティングにて発表するという貴重な経験をさせて頂き実り多き歳となりました。
関係各位様に誠に感謝いたします。
本年は平成最期と新たな元号がスタートする貴重な亥年となります。
この様めでたい歳を歳男として迎えることが感慨深くもありまた励みにもなります。

予防に勝る医療なし
天然、自然に勝る人工物なし
健康に勝る美徳なし
KEEP28に勝る歯科医療なし

猪突猛進に真の患者利益を追求しKEEP28が当たり前の歯科医療実現に向けて、微力ではございますが精進して参る所存です。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。

アップルデンタルセンター 畑 慎太郎先生

皆様明けましておめでとうございます。昨年1年間は医療を取り巻く様々な情報をインプットする機会が多くありました。その学びを通して気づいた事があります。多くの患者さんは歯科にそれほど時間がかけられない。私たちは端的に患者さんをアセスメントできていない。そして私たちは必要な歯科治療をうまく供給できていない。この3点に集約されます。

一般に医療のイノベーションと言えば最新の薬剤や医療デバイスを指すわけですが、その加速は目を見張るものがあります。翻って良い歯科医療を届けたいという気持ちに反比例するかの如く私たちの歯科医院ではスピード感がありません。

課題は山とありますがその突破口は必ずあると信じています。そこで今年は課題に対し部分的な最適化を図ってしまいがちなのを我慢して、じっくりと取り組むために思考を寝かせ、醸造させてみたいと思っています。突破口の女神に見捨てられぬよう、醸造する樽(頭の中のさまざまな情報や勘案)を保存する部屋の温度管理(歯科医院の品質と歯科医師としての品格)だけはしっかりと守りつつ。

本年もどうぞ宜しくお願い致します。

伊藤矯正歯科クリニック 伊藤 智恵先生

診療所新築後10年経過し、今年からの新たな10年は、次世代に引き継ぐ土台を再構築する期間だと考えている。
歯科医学、特に矯正歯科医療は日進月歩で、クラウドサービスやデジタル診療など既存の概念では対応しきれない技術革新が進んでいる。上質の医療サービスを提供し続けるためには、患者の立場で取捨選択して診療システムを改変し続けなければならないだろう。
しかし、どんなに技術が進歩しても、医療の基本は人間と人間との信頼関係だ。一人ひとりの患者のその時期に応じた過不足のない手段を構築し、その方に応じた分かりやすい会話で説明し、安心して選択していただけるためには、また、その時に必要な最も有効な治療結果を得るためには、人間としての医療者の経験と知識と技術と心が必要だと考えている。
診療室というハードは進取の気風で、医療者としてのマインドは豊かな人間性を意識して、それぞれに整えて次世代へ医療承継する準備を進めたい。

いまはやしデンタルオフィス 今林 大輔先生

新年あけましておめでとうございます。
2018年を振り返って、当院は常勤歯科医師、常勤歯科衛生士の雇用育成開始を行いました。
組織編制により院内、医院外への対応の進捗状況および、改善項目の抽出が容易になりました。環境整備は診療室の動線、衛生環境の見直しや勤務時間見直し、有給休暇取得促進による継続して働ける仕組みを整えました。ということで本年は院内に目を向けた一年だったと総括できます。いよいよ平成最終年となる2019年は、大所高所の視点から「今、筑豊地区の住民は医療に何を求めているのか?」をもう一度問い直してマネジメントを行います。同時に、当院のデータ公開、他業種との連携促進によるAI活用といった、患者サービスの充実を図ります。20年後の未来を予想するのも難しいくらい、社会状況の変化は激しくなっています。時代の変化に敏感に対応しつつ、変わらぬ価値を提供する元年としていきます。
2019年もよろしくお願いいたします。

M,デンタルクリニック松野歯科 松野 英幸先生

新年あけましておめでとうございます。
当院が予防医療に特化致しましたのは、H20年の年明け、今から10年前のことになります。
その頃は受診される方に予防医療とは何か?
ご理解頂く事に大変苦労を致しました。
これまでを振り返ると、それは学術的な知識と技術では満たされない、予防医療の見識が足りなかったからだと分かります。
医療者と受診者は、医療者と受診者である前に、人と人です。予防医療の価値を理解して頂くために欠かせないのは信頼関係の構築、そして皆様に健康に支えられた明るい未来を描いて頂くために最も重要なのは、医療者の人間力だと気が付きました。
これまでの10年を基に、本当に皆様の人生を支えることが出来る医院を目指し、最初の1年を歩みだしました。
本年もどうぞ宜しくお願い申し上げます。

オーデンタルケアクリニック 大森 実先生

新年あけましておめでとうございます。

予防歯科の一つの形としてオーラルフィジシャン・MTMにより患者さんと情報共有することで相互の理解が深まり、予防と治療が効果的に行うことができています。更にクラウドのシステムや健康保険組合での予防のためのメインテナンスに対するサポートが具体的に開始され色々な場面で医療サービスとしての「質」がより求められています。かつてコースの参加時に10年後の自身に宣言するという課題がありましたが、予防をベースにすることで双方向の関係が生まれ結果となってつながっていると思われます。より一層これらを伸ばしていく為に「質」に着目し向上させることが必要であり、そのためにはサービスの最前線における個々の力が必要となり患者さんと共に「ゴト化」することでより密で持続可能な状況を生み出すことが出来るでしょう。自身が多角的なアンテナを張り「歯」だけを見ないようにし、患者さんにもスタッフにもいいエネルギーを伝えられるようにしたいですね。

OPひるま歯科 矯正歯科 晝間 康明先生

明けましておめでとうございます。

2012年に上映されたレミゼラブルでアンハサウエイ演じる若い母親が、職を失い子どもを守るために自分の歯を貴族に売るシーンがあります。
私は、「う蝕と歯周病予防は教育から」の信念に基づき、昨年は幼稚園、大学、歯科衛生士学校で講話をしてきましたが、その中で「歯が1本いくらだったら売る事が出来ますか?」と最初に尋ねます。するとほとんどの方が100万円でも売らないと答えます。つまり、歯には100万円以上の価値があると感じているのです。
新年からお金の話で品がありませんが、私たちが目指す生涯にわたり永久歯を1本も失わない「KEEP28」は100万円以上もする価値のある歯を28本も守る医療とも言えます。それほどの価値があるにもかかわらず現在多くの方は歯を失ってからその価値を初めて気づき後悔するのです。そして、その価値のある歯を守る方法はDr.Axellsonと熊谷先生が科学的に証明しMTMとして確立しさらにSakataモデルとして発展させてくれているのです。
今年はこれまで以上に歯の価値を多くの方に伝え、実際に守り続けていく実践の年にしたいと思います。

川原歯科医院 川原 博雄先生

2019年は元号も変わり新しい時代の幕開けとなる。
私も56歳となり、残された歯科医師人生を考える年齢となってきた。2000年に初めて熊谷先生の講演を聞き、全身に稲妻が走り、目指すべき歯科医療を見つけた初心を大切にしたい。

  1. 誰のための歯科医療か。
  2. そのために、歯科医院をどのようにするのか。

「地域住民の口腔の健康を世界一にするために、逃げずにぶれずに王道を進む。」熊谷先生に教えていただいた歯科医師としての信念を胸に、そのことだけを見つめて、前に進みたい。

グリーンヒルズ・デンタルクリニック 佐藤 長幸先生

歯科医院は来院した患者を受け入れて「医療契約」を結びます。
「医療契約」は患者が診察の申込みをし、医師が診療を開始したときに成立する「双務契約」ですので、医師と患者が互いに権利を有し義務を負います。また、「医療契約」は、病気を診察・治療させることであって、治癒することまでは含まない、とされています。
しかし、医と産業の連携が進む中、結果にコミットする医院の姿勢も求められて行くのではないでしょうか。
つまり歯科におけるメインテナンスを例に挙げれば長期間口腔の変化がなかった(健康であった)事を患者に示す必要性でしょう。そのためには、規格性のある診療データがあり、それが患者に分かるように示され、かつ、なるべく多くの人で証明する事。
ここに歯科クラウドサービスの必要性の一端があると思います。
更に医院として自院の診療結果を統計的に示す事―これも課題の一つです。
統計は得手ではありませんが最近ヒントとなるサイトを見つけましたのでお知らせ致します。
政府統計窓口e-Stat  https://www.e-stat.go.jp/

今年も宜しくお願い致します。

五條歯科医院 五條 和郎先生

新年明けましておめでとうございます。年初にあたり、謹んでご挨拶申し上げます。
さて昨年は歯科界において変換点となる「働き方改革の推進」「口腔機能管理の健康保険導入」がありました。いかに人を、長く健康的に働く事で、いかに豊かにするかを考えた施策かと思われます。過去を振り返りますと、むし歯が巷に溢れており、歯科医院は歯を削り、抜く場所として恐れられて来ました。歯を削り、抜くことは必要な場合は仕方ないことではありますが、文字通り身を削ることによる害もあることはご存知の通りです。予防に勝る医療なし、健康保険制度も歯科業界の訴えをやっと聞き入れてくれたように思えます。健康的な体を維持し、病気を予防をすることで豊かな生活が送れる世の中にすることへ歯科が貢献ができるのではと期待しています。
振り返って、当院は業界の中でもいち早く働き方改革を進めることで、2018年は横浜市健康経営認証を取得し、オーラルフィジシャンクリニックとして横浜南部地域の皆様に貢献することができました。新年は引き続き、一生笑って喋って食べられる社会を作る事業に邁進していきたいと思っております。そのためにも昨年同様、地域への啓蒙活動、従業員への教育、安心できる医療環境の充実に注力する所存です。
新しい年が皆様に良い年になりますようをお祈り申し上げます。本年も変わらぬお引き立ての程よろしくお願い申し上げます。

このは歯科医院 幡野 紘樹先生

新年明けましておめでとうございます。旧年は来院される方々をはじめ、多くの関係者の皆様にお世話になり心より感謝申し上げます。このは歯科医院は皆様の温かいご支援のおかげで開業して2年が経とうとしております。地域の皆様に貢献できるようより一層努力する所存です。引き続き倍旧のご厚情を賜りたく、切にお願い申し上げます。本年も何卒よろしくお願い申し上げます。

さいとう歯科クリニック 齊藤 桂先生

「健康な口腔機能の維持を含めたメインテナンス」

昨年、注目を集めた「口腔機能低下症」。
保険診療に突然組み込まれ、いったい何だろう?と思い、関連するセミナー・研修会を片っ端から受講しました。
以前は病態の検査をして修復をし、その後OPになってからは病因(リスク)の検査をして予防(リスクコントロール)に取り組んできました。
今年は口腔機能の検査・診断・リハビリを開始いたします。
当院に10年、20年と通って来て下さる方達も高齢化してきています。
そんな方達をしっかりとフォローし、健康な口腔機能の維持を含めたメインテナンスを、可能な限り続けていきたいと考えています。

柴田歯科医院 柴田 貞彦先生

新年明けましておめでとうございます。
私共の秋田県は昨年から「健康寿命日本一を目指す」というスローガンを掲げ、その気運が少しずつ高まってきています。一方、熊谷先生はショウナイズカンの中で、健康なまま寿命を全うする人は現在1割であるが、口腔ケアによって4~5割にまで増やせると述べておられます。当院では現在MTMが定着し、当町はもとより周囲の市町村からもメインテナンスのために多くの方に通院していただいています。今後はこの方たちの健康寿命の延伸に寄与し、私共の地域で元気な高齢者を増やすことに貢献できればと考えています。そして予防・メインテナンスの有用性を訴え、県の目標達成にも影響を与えていきたいと考えています。私は今年還暦を迎えますが、ある本の中に「人生のピークは六十代である。いよいよこれからが人生の本番だ」とありました。この言葉を胸に刻み、今まで以上に充実した歯科医療を展開したいと思います。

医療法人博真会 のぞみ歯科グループ 木村 真紀子先生

謹んで新年のお慶びを申し上げます。

今年は「己亥(つちのとい)」の年です。「己」は、生命が横溢して真っ盛りを迎えた時期を指し、「亥」は、生命が収蔵された核を意味し、次へのたすきを渡す大切な準備期間を意味すると言います。

歯科として患者様に関わる私達も、ますます様々な知識を得る熱い心を持って、生涯にわたり患者様の全ての歯を守る事に真摯に向かい合うKEEP28を一般の方々へも伝え、より高い質の診療が行えるよう 更なる努力を続けたいと思っております。
本年もどうぞ宜しくお願い致します。

芳賀歯科・矯正歯科クリニック 芳賀 剛先生

当院は開業10年を迎え、メインテナンスを中心にした医院づくりを行ってきました。
メインテナンスの意義を理解していただき、健康を維持するために来院される患者さんも増えてまいりました。その結果、カリエスフリーの子供達や高齢で残存歯が多く残る方々の割合も高くなってまいりました。来年度も継続して真の患者利益を追求していこうと思います。治療の質とメインテナンスの質の向上を来年度の目標とし、より良いアウト力ムを出せるようにスタッフ一同精進していく所存です。今年もどうぞよろしくお願い申し上げます。

長谷川歯科医院 長谷川 須美先生

新年あけましておめでとうございます。
医学の進歩により、平均寿命は高い我が国でありますが、それは健康寿命と大きな差があります。来院できなくなった患者さんの往診依頼もあり、歯科衛生士とともに終末期における歯科対応も行なう機会も増えました。健康に生きていくために大切なことは、口から栄養を摂取し、免疫力をつけることだと思っています。口腔機能を向上させ、維持していくことは、超高齢社会において歯科医の重要な仕事になっています。
咬まない子、咬めない子、先欠、著しい不正咬合、機能発育不全など、小児の口腔環境も大きく変化しています。健康寿命を延ばすためには、やはり小児期からのアプローチが必要だと思います。
昨年は、外部講師を招き、患者さんの勉強会を行うことができました。多くのご参加をいただき、感謝しております。今年も、新たな企画を考えております。自分の仕事が過去に対する治療ではなく、未来に対する治療になるように、学ぶ気持ちを忘れずにいたいと思います。
今年も、皆様が健康で過ごせますようにお祈りいたします。今年もよろしくお願いいたします。

藤田歯科医院 藤田 裕先生

医療における言語学とは?

温暖化による異常な暑さ(Global warming)もあり何事も地球規模で影響受ける事に気づく方も多いかと思う。我々の業態で言えば経営にさし障るような問題がないわけでもない。
差別化とかうたいながら、似たような努力をして自ら大変な思いをしているような事もなくもない。しかしながら、街中や市役所のリクエストを見るに多言語対応の医院がどれほどあるのだろうか?他の努力する事項よりもはるか効果的に新たな顧客が見つかるかもしれない。
しかも国によっては皮肉なことに日本人よりも歯科疾患の予防やメインテナンスに対し高い意識を持っているという事を認識しなければならない。
では、我々は、それに対しどれだけ対応できるのか?英語は?はたまたスペイン語?中国語?
他言語でコミュニケーションできるのか?する気はあるのか?
元を正せば、ヨーロッパの医師などは、日常の診察で母国語以外を話すのはごく当たり前なのである。自分も含めて日本の歯科医師の言語能力の低さは、他国の歯科医と比べると惨めなものである。今後外国の人の日本への流入が多くなる中、また明るくもの申せばマーケットが拡大するのは間違い無いわけだから、他言語の手習いを一生懸命に取り組もうと思うのである。

やまねセンター歯科 山根 延仁先生

新年明けましておめでとうございます。

今年は年号も変わり、新たな時代が始まる第一歩ですね。
今年の干支は亥、私は年男!

十二支を植物の一生と考えると、戌年でたわわに実った果実が種子となりエネルギーを蓄えて次の世代へと向かう準備をするという意味の年なのです。

また、動物の猪のイメージから、万病を予防するという意味もあります。
これは、猪の肉に万病予防の効能があると信じられていることによります。
ここから無病息災の意味が生じました。
また、猪の猪突猛進な性質から、勇気と冒険の象徴ともされています。

我々の歯科医院は今年度、覚悟を持って新卒歯科衛生士を6人採用しまして、健康社会のオピニオンリーダーが歯科医院であれるよう、次代の歯科衛生士を育成すると共に、我々も成長していけるよう努力していきます。
今年は、次の始まりに向けて新たなエネルギーを蓄える年と位置づけています。

本年もどうぞよろしくお願い致します。

わかみ歯科 小玉 尚伸先生

平成31年の新春を迎え、謹んでお慶び申し上げます。

人生100年時代と、世間では当たり前のように言われるようになりました。今までの日本の歯科医療では8020が関の山で特に秋田県は6020も達成していない状態です。巷では予防歯科を掲げる歯科医院が目につく昨今ですが、果たして国民の期待に応える歯科医療を提供できている歯科医院はどれくらいあるでしょうか。来院者に医療の質をわかってもらうためには来院者に歯科オタクになってもらう必要があるでしょう。そのために私たちはクラウドの媒体を使って患者さんに情報発信することと、それに伴って治療と予防の結果に責任を持っていきたいと思います。本年は、昨年にも増して地域のKEEP28を目指して住民の全身の健康のために精進していきます。
本年も皆様のより一層のご指導ご鞭撻を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。