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支援企業挨拶【2019】

株式会社湖池屋 ダイレクトマーケティング部
青島 健二様
新年明けましておめでとうございます。
新たな年のスタートにあたり、皆様にご挨拶をさせていただきます。
「人生100年時代」というキーワードがマスメディアを中心に多く取り上げられるようになりました。政府では「人生100年時代構想会議」が既に計9回実施され、「人づくり革命」というプロジェクトも推進されているようです。各企業もそれに向けた商品・サービスを本格的に作り始め、「100歳までどのうように生きるか」を真剣に考え、「治療から予防へ」シフトされる方々が、いよいよ増えていくと実感しています。弊社はお菓子メーカーとして日本人の口腔の健康の実態や、誤った知識の蔓延を喫緊の「社会的課題」として提議しながら、口腔の健康を維持する本当の価値やベネフィットを市場に伝えていくために「コミュニケーションをデザインしていく」ことを新たなミッションとします。
サンスター株式会社
松富 信治様
新年、明けましておめでとうございます。昨年はお世話になり、ありがとうございました。
昨年は、富士通様の歯科医院向けクラウドサービスに、弊社IOTスマートブラシG・U・M PLAYを連携させて頂く事ができました。人生100年時代と言われる中、患者様が一生、自分の歯で過ごして頂く事の重要性やその為には歯科医師による定期的なプロフェッショナルケアと毎日のホームケアによる予防歯科行動が非常に大切な事は、歯科プロフェショナルの方々には釈迦に説法ですが、一般の方には、まだまだ理解されているとはいえません。また、歯科衛生士の方々が患者様に歯みがきの方法を教えられた通り、患者様がご自宅で実践されるのは簡単ではありません。そんな課題を患者様が次回、来院までの間、ご家庭できちんと歯磨きをされているか?がご確認頂ける当システムで、解決し、患者様のお口の健康に貢献できればと考えております。本年も引き続き、宜しくお願い致します。
全日空商事株式会社 生活製品資材事業部長
渡邉 信也様
年頭に当たりまして、謹んで新年のご挨拶を申し上げます。
ANAグループでは、『従業員の健康増進』を重要な経営のテーマと捉え、健康管理体制の構築や疾病予防対策の強化に取り組んでおります。
中でも、生活習慣病として関心の高い『喫煙リスク』『メタボリスク』の抑制については、健保組合が先頭となって様々な予防施策を展開し、従業員をサポートしています。
一方歯科分野では、健保機関誌を通じた歯周病に関する情報発信や、『goodbye perio project』のご協力による予防歯科啓発イベントを、ANAグループ社員及び家族が参加する催事において実施するなど、まだまだスタートラインに立ったところでございます。
本年も引き続きANAグループ内で予防歯科の重要性を啓発し続け、その理解がグループ社員と家族を通じて更に多くの生活者へ波及していくことを願い、微力ながら推進の一助となれば幸いです。
今後ともANAグループ及び除菌消臭剤『A2Care』を宜しくお願い申し上げます。
富士通株式会社 第二ヘルスケアソリューション事業本部
ビジネス戦略統括部 新ビジネス推進室
室長代理 武久 文之様
新年明けましておめでとうございます。本年も変わらず宜しくお願いします。
終わり無き“口腔道”と出会い丸4年。昨年春には関西大学での高槻市民向け予防歯科セミナーの開催や、有楽町国際フォーラムで開催した富士通フォーラムでの基調講演、秋には富士通新潟での社員総会、冬には法政大学での市民向け予防歯科セミナーなど、市民・学生、社員にこの“道”の価値や善を発信する機会作りに熊谷先生、関係の先生方のご支援を頂きながら共に取り組ませて頂いた一年となりました。その結果、社外だけではなく社内においても経営層や、健康管理部門、そしてあらゆる部門の方々から広く活動全体に対する認知・賛同を得ることにも繋がりました。常に新たな発見や出会いがある一方、勿論、そこには苦行もあります。だからこそ、この道に魅了され続けています。
皆様と同様“終わり無き修行”にチャレンジする過程を通じ、多くの気付きや学びを得ることが出来たことに関係者一同、大変感謝しています。そんな私たちも今年は開業5年目。もの作りの面においても、皆様に、そして広く市民にとってより価値の高いものへと新化させるべく取り組みます。
どんな道にも決して終わりはありません。
個人として、組織として、また、より大きな力や仲間を集めながら“究める努力”をし続ける新たな一年にする思いです。
五十音順
運営挨拶【2019】

新年明けましておめでとうございます。
検索キーワード「予防歯科」でGoogle 、Yahoo!共にコミュニケーション・ギアは1位となりました。ありがとうございました!本年の目標は本サイトへの参加歯科医院数を100軒にすることです。
コミュニケーション・ギアは本年4月で公開2周年を迎えます。その間、運営者の私自身は、企業の方からは「登録医院数がもっと増えないか」、歯科医院からは「エントリー基準が厳しいのでは」、といった声を聞くたびに、サイトコンセプトを再考しました。遅々として増えない参加医院数に、品質を担保しながらのサイト運営の難しさに直面しました。その都度に立ち返ったのは、コミュニケーション・ギアを着想した原点です。
ただその人がいるだけで、ゆるやかな秩序が生まれる、という人がいます。
コミュニケーション・ギアにおいては熊谷崇先生です。その秩序に集う歯科医院の共同体がコミュニケーション・ギアです。この原点を大切にしながらサイトを運営していますが、その方針を表すのに適切な一節があります。
「自分がカテドラルを建てる人間にならなければ、意味がない。
できあがったカテドラルの中に、ぬくぬくと自分の席を得ようとする人間になってはだめだ」引用:サン・テグジュペリ著『星の王子さま』より
カテドラルをコミュニケーション・ギアに置き換えて、先の一節を読んでみてださい。歯科医院が集う場所より、集うことそのものに、このサイトの真の意味があるのです。自分のカテドラルを建てる、それは自院をコミュニケーション・ギアという共同体のなかに生かすことを意味しています。それは自院のために共同体を利用するのではなく、また、それに隷属するものでもありません。共同体の社会に対する使命の前に参加歯科医院が医療者として無私になることを理想としています。
最後になりましたが、コミュニケーション・ギアが発展していますのも、富士通株式会社様、全日空商事株式会社様、株式会社湖池屋様、サンスター株式会社様、東京海上日動火災保険株式会社様、三井健康保険組合様からの予防歯科普及活動へのご支援の賜物と存じます。加えまして本サイト参加歯科医院からの予防歯科普及活動へのご尽力のお陰です。本年も昨年以上KEEP28の達成に向けて社会への情報発信に精進して参ります。
SAT事務局/クレセル株式会社
伊藤日出男
【レポート】法政大学 履修証明プログラム開設記念シンポジウム
「健康とスポーツ」

本講演会場
法政大学市ケ谷キャンパス 富士見ゲート
Photo Report
※画像をクリックすると拡大表示されます。
開会のあいさつ
法政大学社会学部教授 徳安先生が開会挨拶
法政大学の履修証明プログラム開設記念シンポジウム「健康とスポーツ」において、熊谷崇先生(山形県酒田市 日吉歯科診療所理事長)が、第1部の健康パート講演において「口腔から全身の健康へ向けた先進的な取り組み~KEEP28 全ての歯を守ろう~」と題した講演を行いました。
本講演は、熊谷崇先生とオーラルフィジシャン歯科医院そして富士通株式会社が、市民に予防歯科を普及させる活動の一環に位置づけることができます。昨年から東京歯科大学、関西大学、常葉大学、今回の法政大学で4回目の講演になります。予防歯科の普及が社会に与える利益の大きさは、一般市民の方への理解浸透は引き続き取り組む必要がある一方で、大学関係者や有識者の方からの理解と評価は想像以上に高く、予防歯科の普及には心強い支援者といえます。
今回の法政大学での講演には、大学生・大学関係者・富士通社員・一般市民など約120人が参加しました。参加者の中には親子連れの方が数組あり、熱心にノートをとる姿が目につきました。また、この講演はスポーツ推薦で入学したトップアスリート学生の履修科目にも指定されているため、通常の予防歯科とは違う角度からの口腔と運動機能の関係など、スポーツを専門領域とする教授陣と熊谷先生との議論は、予防歯科発展の新たな一面を垣間見ることができました。
第1部 健康パート講演
熊谷崇先生(日吉歯科診療所理事長)
口腔から全身の健康へ向けた先進的な取り組み~KEEP28 全ての歯を守ろう~
- 講演骨子
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- 8020で満足することなく生涯を通じてKEEP28を目指すことが歯科医療人の使命。
- 約85%の国民が1日2回以上歯ブラシをしているのに、口腔の健康が欧米水準でないのは何故か。
- 日本の著名人の口腔の健康と審美性はグローバルスタンダードではない。
- 歯の健康は体の健康と結びついている。
- TV番組などで報じられる歯磨きをする時間にはエビデンスはあるか。
- 20歳以下の歯科診療(アンダー20)の大切さと唾液検査の有用性。
- 歯科検診とメインテナンスは似て非なるもので、その経年結果の違いは顕著。
- 医療と企業の連携で健康な社会を目指すSAKATAモデル。
- 患者さんに情報開示することが医療人としての健全さの証明では。
- かみ合わせと全身の関係について。
- 従来の歯科医療では健康な口腔を維持することは困難。
第2部 スポーツパート講演
苅部俊二先生(スポーツ健康学部教授)
4×100mリレーで世界に挑む
- Profile
- スポーツ健康学部教授
- 日本陸上競技連盟 強化・情報戦略部
- リレー戦略部門 主要メンバー
- アトランタ・シドニーオリンピック出場
1969年神奈川県生まれ。1992年法政大学経済学部経済学科卒。富士通勤務を経て、1999年筑波大学大学院体育研究科修士課程修了。1996年アトランタ五輪日本代表(4×400mリレー 5位入賞[現日本記録])、2000年シドニー五輪日本代表。2001年法政大学第一教養部専任講師に就任。文学部を経た後、2009年より現職。2013年早稲田大学大学院スポーツ科学研究科博士後期課程単位取得満期退学。2015年博士号取得。法政大学陸上競技部監督、特定非営利活動法人法政クラブ事務局長を兼務。
第3部 パネルディスカッション
アスリートの健康支援とコーチング
パネリスト
・熊谷崇先生(日吉歯科診療所理事長)
・苅部俊二先生(スポーツ健康学部教授)
・伊藤マモル先生(法政大学法学部教授)
・杉本恵子さん(株式会社ヘルシーピット代表取締役)
ファシリテーター
・荒井弘和先生(法政大学文学部教授)