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診療の流れ-成人9

標準的な予防歯科医療

メインテナンス

来院9日目以降(3ヶ月~6ヶ月に一度)

  1. 初診
  2. 説明1回目
  3. 初期治療
  4. 評価
  5. 治療
  6. 再評価
  7. 説明2回目
  8. メインテナンス前の準備、確認
  9. メインテナンス

これまでもご説明してきました通りむし歯を治療し、歯をキレイにしたとはいえ歯磨きだけではどうしても取れない歯の汚れは取れません。
これからの一生のパートナーでもある、自分の歯を今後は定期的にメインテナンス(歯科衛生士による歯のお掃除)をしなければいけないのです。

再評価

40.歯を失う大きな原因となっている歯周病について検査を行います。
今までの治療で病状が改善されているかを確認します。

TBI・ホームケア指導

41.前回行った歯磨き指導がきちんと行われているか、改めて歯磨き指導を行います。

再SRP(超音波)

42.通常の歯磨きでは取ることができない歯ぐきに隠れているところの歯石やプラークを専用の超音波器具で取り除きます。

PMTCとフッ素塗布

43.専用の器具を使い、歯のクリーニングを行います。
普段の歯磨きでは取りきれない汚れをきれいにします。
また、フッ素を歯の表面に塗り歯を強く丈夫にします。

データ入力

44.当日行った治療内容のデータを入力します。

口腔内写真撮影

45.治療前と治療後の状態をしっかりと把握できるように、治療が終わったところで再度口腔内写真を撮影します

エックス線写真撮影

46.さらに的確な診断を行うためにX線写真を撮影します。

これまで数ページに渡り、標準的な予防歯科医療について紹介してきましたがいかがでしたでしょうか?
歯は、むし歯や歯周病なってから『治療』を行うのではなく、病気になる前からの『予防』が大切なのです。
海外の歯科先進国と比べて日本人の口の中は問題が多いといえます。
現在の歯科医院は私たちをはじめ、治療を行う医院から予防の為に足を運んで頂ける医院へと変わろうとしているのです。
標準的な予防歯科医療に少しでもご理解を深めて頂ければ幸いです。