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運営挨拶【2019】
新年明けましておめでとうございます。
検索キーワード「予防歯科」でGoogle 、Yahoo!共にコミュニケーション・ギアは1位となりました。ありがとうございました!本年の目標は本サイトへの参加歯科医院数を100軒にすることです。
コミュニケーション・ギアは本年4月で公開2周年を迎えます。その間、運営者の私自身は、企業の方からは「登録医院数がもっと増えないか」、歯科医院からは「エントリー基準が厳しいのでは」、といった声を聞くたびに、サイトコンセプトを再考しました。遅々として増えない参加医院数に、品質を担保しながらのサイト運営の難しさに直面しました。その都度に立ち返ったのは、コミュニケーション・ギアを着想した原点です。
ただその人がいるだけで、ゆるやかな秩序が生まれる、という人がいます。
コミュニケーション・ギアにおいては熊谷崇先生です。その秩序に集う歯科医院の共同体がコミュニケーション・ギアです。この原点を大切にしながらサイトを運営していますが、その方針を表すのに適切な一節があります。
「自分がカテドラルを建てる人間にならなければ、意味がない。
できあがったカテドラルの中に、ぬくぬくと自分の席を得ようとする人間になってはだめだ」引用:サン・テグジュペリ著『星の王子さま』より
カテドラルをコミュニケーション・ギアに置き換えて、先の一節を読んでみてださい。歯科医院が集う場所より、集うことそのものに、このサイトの真の意味があるのです。自分のカテドラルを建てる、それは自院をコミュニケーション・ギアという共同体のなかに生かすことを意味しています。それは自院のために共同体を利用するのではなく、また、それに隷属するものでもありません。共同体の社会に対する使命の前に参加歯科医院が医療者として無私になることを理想としています。
最後になりましたが、コミュニケーション・ギアが発展していますのも、富士通株式会社様、全日空商事株式会社様、株式会社湖池屋様、サンスター株式会社様、東京海上日動火災保険株式会社様、三井健康保険組合様からの予防歯科普及活動へのご支援の賜物と存じます。加えまして本サイト参加歯科医院からの予防歯科普及活動へのご尽力のお陰です。本年も昨年以上KEEP28の達成に向けて社会への情報発信に精進して参ります。
SAT事務局/クレセル株式会社
伊藤日出男
【レポート】法政大学 履修証明プログラム開設記念シンポジウム
「健康とスポーツ」
本講演会場
法政大学市ケ谷キャンパス 富士見ゲート
Photo Report
※画像をクリックすると拡大表示されます。
開会のあいさつ
法政大学社会学部教授 徳安先生が開会挨拶
法政大学の履修証明プログラム開設記念シンポジウム「健康とスポーツ」において、熊谷崇先生(山形県酒田市 日吉歯科診療所理事長)が、第1部の健康パート講演において「口腔から全身の健康へ向けた先進的な取り組み~KEEP28 全ての歯を守ろう~」と題した講演を行いました。
本講演は、熊谷崇先生とオーラルフィジシャン歯科医院そして富士通株式会社が、市民に予防歯科を普及させる活動の一環に位置づけることができます。昨年から東京歯科大学、関西大学、常葉大学、今回の法政大学で4回目の講演になります。予防歯科の普及が社会に与える利益の大きさは、一般市民の方への理解浸透は引き続き取り組む必要がある一方で、大学関係者や有識者の方からの理解と評価は想像以上に高く、予防歯科の普及には心強い支援者といえます。
今回の法政大学での講演には、大学生・大学関係者・富士通社員・一般市民など約120人が参加しました。参加者の中には親子連れの方が数組あり、熱心にノートをとる姿が目につきました。また、この講演はスポーツ推薦で入学したトップアスリート学生の履修科目にも指定されているため、通常の予防歯科とは違う角度からの口腔と運動機能の関係など、スポーツを専門領域とする教授陣と熊谷先生との議論は、予防歯科発展の新たな一面を垣間見ることができました。
第1部 健康パート講演
熊谷崇先生(日吉歯科診療所理事長)
口腔から全身の健康へ向けた先進的な取り組み~KEEP28 全ての歯を守ろう~
- 講演骨子
-
- 8020で満足することなく生涯を通じてKEEP28を目指すことが歯科医療人の使命。
- 約85%の国民が1日2回以上歯ブラシをしているのに、口腔の健康が欧米水準でないのは何故か。
- 日本の著名人の口腔の健康と審美性はグローバルスタンダードではない。
- 歯の健康は体の健康と結びついている。
- TV番組などで報じられる歯磨きをする時間にはエビデンスはあるか。
- 20歳以下の歯科診療(アンダー20)の大切さと唾液検査の有用性。
- 歯科検診とメインテナンスは似て非なるもので、その経年結果の違いは顕著。
- 医療と企業の連携で健康な社会を目指すSAKATAモデル。
- 患者さんに情報開示することが医療人としての健全さの証明では。
- かみ合わせと全身の関係について。
- 従来の歯科医療では健康な口腔を維持することは困難。
第2部 スポーツパート講演
苅部俊二先生(スポーツ健康学部教授)
4×100mリレーで世界に挑む
- Profile
- スポーツ健康学部教授
- 日本陸上競技連盟 強化・情報戦略部
- リレー戦略部門 主要メンバー
- アトランタ・シドニーオリンピック出場
1969年神奈川県生まれ。1992年法政大学経済学部経済学科卒。富士通勤務を経て、1999年筑波大学大学院体育研究科修士課程修了。1996年アトランタ五輪日本代表(4×400mリレー 5位入賞[現日本記録])、2000年シドニー五輪日本代表。2001年法政大学第一教養部専任講師に就任。文学部を経た後、2009年より現職。2013年早稲田大学大学院スポーツ科学研究科博士後期課程単位取得満期退学。2015年博士号取得。法政大学陸上競技部監督、特定非営利活動法人法政クラブ事務局長を兼務。
第3部 パネルディスカッション
アスリートの健康支援とコーチング
パネリスト
・熊谷崇先生(日吉歯科診療所理事長)
・苅部俊二先生(スポーツ健康学部教授)
・伊藤マモル先生(法政大学法学部教授)
・杉本恵子さん(株式会社ヘルシーピット代表取締役)
ファシリテーター
・荒井弘和先生(法政大学文学部教授)
会場の様子
【1月27日開催】富士通クラウドサービス説明会のお知らせ
富士通クラウドサービス説明会
日時
2019年1月27日(日)10:30~14:45
- 集合時間:10:00 汐留シティセンタービル1F、スターバックス前(集合後、係員がご案内いたします。)
- ※昼食はお弁当(無料)をご用意いたします。
(恐れ入りますが、1/15(火)以降に参加申し込みをいただいた場合はご用意できませんので、予めご了承願います。)
本セミナー対象医院様
- クラウドサービスご契約済み医院様
- クラウドによる患者情報の提供と管理に関心のある医院様
本セミナーから得られること
- クラウドサービスの新規機能追加・機能改修内容
- クラウドサービスの発展的活用
- クラウドサービスの今後の展望
- クラウドご契約医院様を対象とする、医と産業支援企業様が取り扱うサービス内容について
- 予防型歯科を社会に広める活動情報
本セミナーの目的
- 企業と連携して予防歯科の価値を社会に拡めメインテナンスが常識の社会を目指します
- 歯科医院にICTの仕組みを導入して患者さんに予防歯科の価値を伝えていきます
- 企業と予防型歯科医院を結びつけ予防型歯科医院の価値を高めていきます
- 患者/歯科/企業/のTriplewinで健康寿命を延伸して社会を明るくしていきます
タイムテーブル
- 10:30~10:50
- 1.コミュニケーションギア及びクラウドサービスについて
- クレセル株式会社
- 10:50~11:20
- 2.クラウドサービスの活用について(医科歯科連携への取り組み)
- 齋藤正寛 教授(東北大学大学院歯学研究科)
- 11:20~12:00
- 3.新規導入医院へのご説明 ~なぜクラウドなのか~
- 晝間康明 先生(OPひるま歯科 矯正歯科)
- <昼食>
- 13:15~14:30
- 4.富士通の取組について(ご紹介)
- ・口腔分野に対する取り組み
- ・既存サービスの機能改修
- ・今後の対応など
- 富士通株式会社
- 14:30~14:45
- 5.クラウドサービスの利用に伴うご説明
- クレセル株式会社
注意事項
- 会場受付の際にお名刺をご提出ください。
- 説明会内容の順番は前後する場合もあります。
- 録音録画は固くお断りします。
- ITサービス同業者の同伴はお断りします。
参加費用
本セミナー参加費用は無料です。
参加申し込みの締め切りは、1月24日(木)15:00までとなります。
※昼食はお弁当(無料)をご用意いたします。
(恐れ入りますが、1/15(火)以降にお申し込みをいただいた場合は、発注の関係上ご用意できませんので、予めご了承願います。)
場所
富士通株式会社 汐留オフィス(汐留シティセンター)24F 大会議室
〒105-7123 東京都港区東新橋1-5-2 汐留シティセンター